このブログをご覧になってくださっているということは
今ネットにつながっているということです。(・∀・)つ
いきなり当たり前のことを述べましたが、
2011年のこの現代社会、
このブログをご覧下さっている皆さんは毎日最低1回は
携帯なり、スマホなり、パソコンなり、タブレットなり
それぞれの端末からインターネットにアクセスしているでしょう。
かくいうズワエが
このようにブログを書けるのもインターネットのおかげです。
先進国と呼ばれている国は大抵快適なインターネット環境が用意されている
そういうものだと思っていました。
ここドイツも当たり前ですが先進国と呼ばれる国の内の一つ。
日本と同じようにネットができる。
そういうものだと思っていました。
だが. . .
現実はそうではなかったのです。ε=ε=(;´Д`)
特に今ズワエがいる寮、「カール・デュイスベルク・センター」(Carl Duisberg Centren)では. . .
さかのぼること、約10日前. . .
9月にいた寮は
ネットの接続は有線ケーブル接続だったので一応は快適にできていたものの
ズワエのいた階は
・なぜか知りませんが工事中で(TДT)
・共同のキッチンが撤去され・゚・(ノД`;)・゚・
・冷蔵庫もなく(´Д⊂)
・オーブンと電子レンジは端っこにおかれ、しかも機能せず(T_T)
・シャワーは正直掃除してんのかしてないのかわからないほど既に汚かったり。゜(´Д`)゜。
・ズワエが住んでいる部屋の隣には毎晩共同の洗面台でゲロをゲーゲー吐く奴がいたり('A`|||)
・ズワエの向かいの部屋には毎晩大音量で音楽をかけるスペイン人がいたり(/TДT)/
・なんか知らんが、工事中でほぼ何もないフロアを利用して室内サッカーをズワエの部屋の目の前でやり始める二人組がいたり、(´;ω;`)
とりあえず、最悪なところでした。(´?д?;`)
そんな最悪の寮からやっと抜け出し
10月からは新しい寮に引っ越し。
「さすがに前の寮より悪いとこではないだろう。」
そう思っていました。
ここは前に比べると
生活面ではかなりいいところです。('▽'*)ニパッ♪
キッチンも共同ですが、オーブンや電気コンロ等の設備はきちんと揃っていて(⌒∇⌒)
各部屋に冷蔵庫があり、(*゚▽゚*)
電子レンジはズワエが住んでいる階にはないですが、別の階にあり、(*'-'*)
毎週掃除のおばちゃんがフロア一体を掃除してくれるので、常にきれいで(o^∇^o)ノ
ゲロを吐く音も聞こえないし(・∀・)
大音量も"たまにしか"聞こえないし(・∀・)
サッカーするほどスペースないし(・∀・)
ところが. . .
コッチの寮のネット体系は無線LANで、
「あ~、無線だからノートパソコンにとっては超便利~!」
とか浮かれてたのもつかの間、
まず寮に入るとき、最初にもらった「この寮について(Gasteinfomation:ゲステ・インフォマティオン)」には
このようなことが書いてありました。
・ダウンロード1000KB(キロバイト)まで
. . .
ん?
1000KB?
一瞬混乱したので数えてみました。
1KB=1024B(バイト)
1MB(メガバイト)=1024KB
1GB(ギガバイト)=1024MB
ズワエのドキュメントフォルダの中にある、PDFファイルは
1000KBを軽く超えているものばかり。
ましてや動画ファイルはほぼ全て1000KBを超えています。
状況が理解できた瞬間、
「ん?このマニュアルはアフォか?q|゚Д゚|p」
と思いました。
1000KB以上のファイルを当たり前のようにつくる、このご時世。
当然守れるワケがありません。
試しにネットに接続. . .
なんか1000KB以上のモノをダウンロード. . .
1000KBダウンロード制限はかかっていない様子!
「な~んだ、努力目標か!」
そう思い、ふとホームのYahoo!JAPANに行こうと思ったら
. . .
. . .
. . .
待てども待てども出ない. . .
. . .
ついには「接続できません」の画面が!
. . . しばらくネットでいろいろ検証してみると一つのことが明らかに. . .
『日本のサイトはほぼ表示されなくなっているノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!』
Yahoo!Deutschland(ヤフーのドイツ版)やebay.de(ドイツでメジャーなオークションサイト)等
ドイツやヨーロッパのサイトは、表示されるまで少し時間はかかるものの、接続はできるのですが、
Yahoo!JapanやGoogle.jpなど日本のサイトは軒並みダメ。
何回か更新ボタンを押し続けてたら、やっとつながるという感じです。
当然livedoorも繋がらなかったので、ブログもその間は書けず。
前の寮ではそんなことなかったのですが. . .
それから有線のケーブルの差し込み口を探したり、
ネットの設定をいろいろいじったり
繋がらないネットでなんとか情報を集めたりして
なんとか解決の糸口が。
方法1. Webプロキシを利用してみる
Webプロキシとは、ウェブサイト上で使える「プロキシ」。
そもそもプロキシとは、自分の代わりに、自分の行きたいウェブサイトの情報を取ってきてくれるものです。
インターネットでウェブサイトを見るというのは
こちらから
「こんなサイトが見たいよー」という情報を発信して、
それに応じて、そのサイトの情報を持っているサーバ(倉庫みたいなもの)から、データをひっぱり出してきて、それを見る、という流れになります。
つまり単純化すれば、以下のような状態
自分のコンピューター(要求元)---------WWWサーバ(要求先)
ここにプロキシを挟むと、自分からプロキシさんに
「おぅ、ちょっくらこのサイトの情報とってきとくれ。」
と頼んだら、プロキシさんが
「了解、ほらコレだろ?」
と言って、欲しいサイトの情報を持ってきてくれます。
単純化すると、以下のような感じ
自分のコンピューター(要求元)---------プロキシサーバ---------WWWサーバ(要求先)
こう説明すると「そんなわざわざプロキシっつぁんに頼む必要ぁねぇんでないかい。」と
言う人も出てくるでしょう。確かに通信経路はプロキシサーバを挟むことによって複雑かつ遠回りになり、
一見サイトの情報の取得の効率化には向いてないように見えます。
しかしプロキシサーバを挟むことにより、
・一度表示したページをキャッシュとしてため込む→次回から高速アクセスが可能に
・プロキシサーバが中間点→自分のネットワークへの不正アクセス遮断しセキュリティアップ
などの効果があります。
なので結構プロキシを利用しているネットワークは多いです。
ネットワークを管理する側にとってもプロキシの利点があり、
・フィルタリング
という機能をプロキシは果たしています。
というのも自分のコンピューターとWWWサーバの間に位置しているので、その間で送受信されるデータをモニタリング(監視)し、データの改変、また通信の妨害ができます。内部ネットワークの管理などに利用されています。
こんなことをこのサイト
http://www.cybersyndrome.net/
からネットから学んだズワエは
「じゃあ、この寮のプロキシがデータ転送量を制限しすぎていて、それで日本のサイトは繋がらなくなっているんじゃないか?」
と考えました。
そこでWebプロキシの登場です。
ズワエのパソコンが利用していた、寮のプロキシから、
Web上でフリーで出回っているプロキシ(http://www.cybersyndrome.net/plr5.htmlを参照)に
プロキシの値を変えます。
するとズワエの読みが当たったのか
なんとかYahoo!JAPANは見れるように!
しかし. . .
この方法では日本のサイトにはつながるものの、おっそいおっそい。
こんなんじゃ使い物にならん!
ということで新たに別の方法を探していると. . .
方法2. Google Public DNS(グーグル・パブリックDNS) & Open DNS(オープンDNS)
次にズワエが注目したのはDNSサーバである。
DNS(Domain Name System)とは、電話帳みたいなもので
例えばあるサイトを見たいとき、
サイトを見るズワエ達人間は、言葉でサイトの名前が表示されていた方が分かりやすいので、サイトの名前は「アドレス(livedoor.xxxx.jpみたいな)」という形式で表示されています。
しかしコンピューターにとっては、数字の方がわかりやすいので、いわゆる「IPアドレス(224.212.00.000みたいな)」という形で情報がストックされています。
すなわちサイトのアドレスが「名前」、IPアドレスが「住所」のような感じです。
この「名前」と「住所」を関連付けるのがDNSというシステムで、それを行うサーバをDNSサーバと呼びます。
このDNSサーバ、世界中にいくつも存在しており、ユーザーの「このサイトがみたい」という要求に応じて、書くサーバが連携して、毎度毎度サイトの「名前」と「住所」を変換し、探索しているのです。
ということでこの変換・探索の手間がかかるほど、またDNSサーバの動きが悪ければ悪いほど、接続は遅くなります。
ズワエのパソコンでは自動的にDNSサーバーのアドレスが割り当てられていたので、
「もしかしたらこのDNSサーバはダメなのかもしれない」
ということで、DNSサーバをGoogle Public DNSやOpen DNSに変更することにしました。
Google Public DNSやOpen DNSは、例えればすごく大きな電話帳。
しかも世界中にチェーン展開しているので、一番近い電話帳を参照できる、と言った感じです。
(参照:http://raven.air-nifty.com/night/2009/12/google-public-d.html)
これを設定
すると日本のサイトにまぁまぁの速度でアクセスできるようになりました!
Macが戻ってきたら以下の方法もやってみようかと
http://d.hatena.ne.jp/yosuke_furukawa/20110917/1316276303
しかし速くなったとはいえ、こちらのネットはいまだ不安定. . .
回線が突然切れることがしばしばあり、
いきなり速度が遅くなることもしばしば、
まったくもって前兆などもなく、原因も不明なので非常に困っており
そのおかげでソフトウェアのダウンロードや、Skypeが途中で切れたり止まったりします。
結構ネットって遅いとイライラするし、
てか繋がらないとかありえないΣ( ̄ロ ̄|||)
遠いところにいても、つながれる。
そういう便利な現代社会に生まれたことをありがたいと思う一方
こんなことでイライラしたり、悩んだりすること、昔の人はなかっただろうな
と後悔しているズワエです。Σ(・ω・ノ)ノ
今日のひとことドイチュ語ヾ(´ω`=´ω`)ノ
der iPhone, das iPod
アイフォーン(男性名詞)、アイポッド(中性名詞)
以前、ドイツ語の名詞には男性(der)・女性(die)・中性(das)の3種類があると、このコーナーで書きましたが(参照:http://dr-zwamp-horarechan.doorblog.jp/archives/4967554.html)、このシステムでたまに. . . いや頻繁に頭がこんがらがることがあります。
代表的なのは"der Rock(デア・ロック)"、意味は『スカート』ですがなぜか男性名詞。他にも"der Bikini(デア・ビキニ)、意味はお察しの通り、水着の『ビキニ』ですが、なぜかこちらも男性名詞。
こんな感じで、我々が思う、男性名詞っぽい、女性名詞っぽいには当てはまらない名詞も数多くあります。
同様に今回のお題、最近話題のApple製品も名詞の性別は解せないところがあります。
以前『携帯電話(Handy)』は中性名詞だとご報告しました(参照:http://dr-zwamp-horarechan.doorblog.jp/archives/4967947.html)。同様に『電話(Telefon)』も中性。海外から入ってきた言葉(主に英語、フランス語)も基本は中性名詞です。しかし、iPhoneはなぜか男性名詞。iPodは中性なのに。
ズワエが思うにiPhoneはパソコンとしての認識が強いから、男性名詞になったのではないかと(パソコン "Computer" は男性名詞)。
というか、外国から入ってきた言葉に対する名詞の性別の扱いはドイツ人の間でもバラバラなことが多いので、そんなに気にしなくても良いかもしれませんね。それ以上にズワエはまず学ばなきゃならんことがたくさんあるし. . .